派遣社員の働き方│営業事務がどんなお仕事なのか解説します。

派遣社員の働き方

みなさんは派遣社員として働いたことはありますか?

スギコ、じつは元スーパー派遣社員なのです。

スギコ
スギコ

派遣社員として8社経験しているよ

派遣先で働くときに特におおい業務が営業事務です。

ここでは私が体験した営業事務の仕事の中身をお伝えします。

この記事を読んで営業事務とはこんな感じ!と把握しておけば緊張しなくて済むと思います。

1.営業事務の派遣内容とは

1.営業事務は何をするの?

営業事務は営業のサポートをする仕事になります。

業務内容は幅がひろく覚える事は多いですが、一度覚えてしまえば簡単な事がほとんどです。

基本的な業務は下記のような感じです。

・受発注処理

・請求書発行

・検収

・電話応対

どこの企業で働くとしても営業事務の場合、この業務を一か月単位でルーティン化して行うことがほとんどです。

そして重要なことは、2つあります。

どんな製品を扱っている企業か と どんなシステムで受発注業務を行っているか です。

この2点が業務の難しさを決めると思ってます。

製品が簡単で最新システムを使っている企業は仕事が比較的簡単で覚えやすいと思います。

ただ、製品が難しい(資材や機械工具など)場合は覚えていくうちにやりがいを感じられると思います。

システムが古く、FAXや電話での受発注をしている企業もまだまだあります。

その場合は人とのコミュニケーションが重要になってきますので得意な方は狙い目かもしれません。

2.時給相場はいくら?

これは地域によってかなり差があるかもしれません。

スギコの平均値は1400円です。

わたしは関東、関西で派遣の経験がありますが

関東では1450円が最高額

関西では最高額が1400円、最低額が1250円でした。

仕事内容、自分のスキルで時給額は変わると思います。

ちなみに、派遣会社に時給交渉をして単価が上がったことは一度もありません!(スギコの場合)

3.営業事務は一般事務より難しい?

派遣事務でよく比べられるのが

営業事務一般事務の違い

一般事務のほうが一見簡単そうに聞こえるのですが、そんな事はありませんでした。

一般事務派遣社員の働き方│一般事務ってどんなしごとなのか?実体験をもとに解説してみます

営業事務の場合は企業の商品を覚えて受発注や営業とのやり取りがあるので

覚える事 は多い印象です。

でも、毎日繰り返して仕事を行うので勝手におぼえてしまうし、

おぼえなくてもカタログを見ればわかる!ことが多おおいのでむずかしくないです。

分からないことがあってもまわりに聞けばいいので問題ないのです。

4.営業事務に必要なスキルってある?

絶対に必要なスキルはありません。

わたし自身が資格もスキルもない状態から営業事務の仕事ができたので大丈夫です。

下記項目をこなせるようになると仕事が簡単におぼえられます。

・電話対応

・受発注システムへの入力

・営業への確認

・どんな商品でもなんとなく受け入れる

営業事務を行うときは必ずと言っていいほど、その企業の先輩が仕事を教えてくれます。

分からないことがあれば先輩に聞くのが一番いいです。

仕事に慣れるまでは人との会話が増えると思いますので、人と関わるのがしんどい人は

早めに自分だけのマニュアルを作成して、先輩に聞かなくても仕事を回せるようにしたら楽になります!

”どんな商品でもなんとなく受け入れる”

これはかなり重要で、自分が今まで知らなかった商品を販売している企業はたくさんあります。

カタ番が数字と英語で並んでいたり、似たような製品をたくさん販売していることがあるので

むずかしく感じることがあるかもしれません。

ですが、これは慣れで、毎日みていると分かってくるし、おぼえなくてもカタログをみれば分かるようになります。

商品がむずかしい、分からないと思うのは自分だけではないので安心してください。

街中で自分が対応した商品をみつけたりすると嬉しくなりますよ!

2.スギコが働いてきた体験談

実際にわたしが働いてきた営業事務の中身を紹介します。

みなさんの仕事選びの参考にしてみてくださいね。

電気工事の営業事務

電気配線

【仕事内容】

受注処理、納入処理、売上処理、請求書発行、工事検収、

営業さんの経費精算、交通費精算、注文請書作成

漢字がならんでいてよむ気がなくなるし、なんだかむずかしそうですよね。

派遣事務の仕事内容はだいたいこんな感じで書かれています。

でも実際に仕事をしてみると簡単でした。

受注処理・売上処理・工事検収・請求書発行

営業が受注→システムで受注を入力→工事が終わると売上処理

月末にどれくらい工事が終わっているか確認の検収処理→取引先に請求書を送付

実際にパソコンに入力することや処理のタイミングは先輩がおしえてくれるので

おしえてもらったことをメモしておくのが一番大事でした。

営業さんの経費精算、交通費精算、注文請書作成

会社では基本的に営業部があり、営業1課、2課などでわかれています。

わたしは自分が受け持っている営業の経費精算の確認をしていました。

確認とは。

営業さんが経費精算を行うときはレシートと社内での申請書を作って経理部に提出することがあります。

営業さんが持っているレシートを見て申請書をつくり経理部に提出する仕事をしていました。

営業事務っぽい仕事だと思います。

交通費精算もいっしょですが、こちらは会社から工事現場までの交通費が

正しく合っているかを確認し申請書をつくっていました。

注文請書の作成とは2種類あります。

自分の会社で請書をつくって取引先に送るものと、

請書が送られてきてハンコをして取引先に返すものです。

以上が 電気工事での営業事務の仕事内容になります。

仕事でむずかしかったこと

工事の名前と受注番号をおぼえること。

工事が完了するまで3ヵ月~1年ほどあるのでそのあいだ自分の手元に仕事が残ること。

営業時間8:45~17:45 時給は”1450円”でした。

住宅資材の営業事務

【仕事内容】

受注処理、納入処理、納期確認、配達依頼、検収処理、棚卸

ここの企業では昔ながらの受注スタイルで営業事務を行っていました。

受注処理、納入処理、納期確認、配達依頼、検収処理

電話・FAXで受注依頼がくる→システムでの受注処理→リアルタイム納期確認配達依頼

PCが普及している今、電話やFAXでの受注処理は少なくなっていると思いますが、

取引先が小さな企業の場合などでは、まだまだ電話やFAXでの取引を行っていることがあります。

受注依頼が来てその日中に配達してほしい と依頼があることもおおかったので

受注を受けたら工場に納期を確認し、配達トラックを依頼していました。

まさにリアルタイムで現場がうごいていることを実感しました。

わたしは普段楽天やAmazonで買い物をしますが、その日中の配達依頼となると

こんなにも人を動かさなきゃいけないのか…と日々痛感しながらはたらいていました。

とにかく忙しかったですが、忙しい分時間はすぐに定時になりました。

あつかう商品は建築資材だったので、街中で見かけるものもおおく覚えるのはむずかしくなかったです。

FAXでの注文が多かったので、注文がきた商品のFAX紙をコピーし、それを資料として残しておくことで

商品をおぼえなくてもスムーズに受注処理をおこなうことができました。

棚卸 とは

PC上などで把握してある商品の数と実際の在庫として残っている商品の数が一致しているかを確認することです。

商品を間違えて出荷していたり、紛失していると数が合わなくなるので納期遅延などの問題が発生します。

わたしは営業さんに在庫として残っている数を紙に書いてもらったものと

PC上に残っている在庫の数が合っているかを毎月確認していました。

仕事でむずかしかったこと

受注を受けてからの納期の調整と配達依頼

取引先からはなんとか間に合うようにと言われて頑張って調整しますが、毎回間に合うのか…とドキドキした。

営業時間8:45~17:15 時給は”1250円”でした。

電子機器の営業事務

【仕事内容】

見積作成、受注処理、ライセンス・保守登録、売上処理、請求書発行

2次製品発注、入荷処理

海外製の電子機器を販売する企業の営業事務を経験しました。

営業さんから見積作成依頼受注処理ライセンス・保守登録売上処理請求書発行

ここの企業のよかったところはすべてがシステム内で完結することでした。

営業さんからはメールで見積の依頼がきます。

システム内で見積をつくり、注文が入れば受注処理をします。

電子機器は使用するときに、ライセンス取得や保守に入る必要があるものもあります。

そのライセンス・保守の登録も営業事務としての仕事のひとつでした。

企業情報の登録なのでこれもシステム内に入力するだけです。

工場から出荷が完了したら売上処理をして月末に請求書を発行します。

2次製品発注、入荷処理

こちらは結構特殊で1次製品(自社製品)2次製品(他社製品を仕入れて販売)を扱う企業だったので

2次製品の注文が入ると、仕入れ先に発注して、入荷したら、正しい物が届いているかの確認を行っていました。

全てシステム内で登録、確認するだけでした。

仕事でむずかしかったこと

海外製品を扱っていたので商品名が全て英語表記だったこと。

2次製品の入荷を確認するときに苦戦したので英語表記をカタカナに自分で変換してメモして覚えた。

営業時間9:00~17:45 時給は”1400円”でした。

3.営業事務をやってみたい

おすすめの派遣会社

パーソルテンプスタッフ

仕事紹介数がとても豊富です。

メール配信登録を行うとかなり案件紹介メールが届きます。

ママでも未経験でも希望にそったお仕事の紹介をしてくれるので

登録しておくだけでメリットがある派遣会社です。

4.まとめ

事務経験が少ない人にとって営業事務とはどんな仕事なのだろうと

イメージがつかみにくいこともあると思います。

でも、どんな企業でも営業さんのサポートとして毎月のルーティーンは決まってくると思います。

・誰かのサポートをするのが好き

・PCに入力するだけならできそう

・どんな商品でも抵抗感なし

このどれかに当てはまるのであれば営業事務はわりと簡単にこなせると思います。

わからないことがあっても先輩に聞けば良し!

営業事務は難しそうなんて思わなくて大丈夫ですよ。

みなさんもぜひ、やってみたい仕事があったら飛び込んでみてください。

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